CONCEPT
日本は災害大国
日本は災害大国
いつ被災してもおかしくない
日本は、地震や台風、豪雨や土砂災害など
自然災害が多く発生しています。
1993年(平成5年)8月6日 鹿児島8.6水害
1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災
2011年(平成23年)3月11日 東日本大震災
2016年(平成28年)4月14日16日 熊本地震
2018年(平成30年)6月28日~7月8日 西日本豪雨
2024年(令和6年)1月1日 能登半島地震
まだ記憶に残る災害が多くあるのではないでしょうか。
今年では、特に能登半島地震や南海トラフ地震報道で
皆さんの防災意識が高まっていると思います。
新しく家を建てるなら、どんな家を建てますか。
家事動線を優先しますか。
インスタで見たデザインを重視しますか。
出来るだけ安く手に入れて、性能はそこそこですか。
どれも、あなたの価値観で選ぶ以上、間違いはありません。
ただ、それは災害対策した上での話です。
自分が住んでいる間は、壊れずに住み続けられてほしいと思うのは、皆さん同意見だと思います。
それであれば、災害対策はしてた方がいいでしょう。
災害が来ても被災しない家が手に入ったら
家族を守る身としてはとても安心ではありませんか。
被災しないポイント
7つの対策
被災しないポイント
7つの対策
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01
床上浸水・土砂崩れ対策
ハザードマップ
ハザードマップを見て、まず災害リスクが少ない土地を選ぶ必要があります。
土砂災害や液状化、浸水といった災害リスクが高い土地は避けましょう。
家を建てる前の土地選びから、安全な家づくりとなる基礎となるのです。
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02
熱中症対策
日射遮蔽
太陽光の熱はとてつもない熱エネルギーがあります。
この太陽光を室内に入れないだけでも大きな効果があります。
屋根や庇、軒の出を計画的につくり、室内が暑くならないように計画する必要があります。
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03
ヒートショック対策
断熱等級6
ヒートショックは一番甘く見られている災害です。
件数で言えば、交通事故より多い年間1万7千件です。
原因は、全ての部屋の室温が一定でないからです。
廊下やトイレ、脱衣室に行けば寒いなんて、人が住む環境ではないのです。
それを当たり前と思ってはいけません。
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04
地震対策
耐震等級3
皆さんが一番気にするのが、この地震ではないでしょうか。
現に、最近地震に関するニュースがとても多いですね。
防災リュックが売れて、3ヶ月納品待ちとなっている事例もありました。
一番の対策は、耐震等級3の最高レベルで家を建てることです。
2016年4月に起きた熊本地震ではマグニチュード6.5と7.3の大地震が2度発生しました。しかし、耐震等級3の家は16件あり、全て倒壊せずにそのまま住み続けられていることが報告されています。
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05
台風対策
耐風等級2
夏になると必ずやってくる台風。
毎年のことなので考慮しないわけにはいきません。
対策としては、耐風等級2の最高レベルで計画することです。
鹿児島市では、風速38mの風がくると設定されています。
耐風等級1であれば、平均風速38m、最大瞬間風速約57mに耐える設計となります。
しかし、今年の台風はそれ以上の強い風になりました。
今後、温暖化で台風の強さが増す可能性もあります。
そのため耐風等級2にして、1.2倍の平均風速45m、最大瞬間風速約68mに耐える設計が必要です。
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06
停電対策
太陽光発電と蓄電池
台風や地震時、停電になる事例が多くあります。
その際、使えないと困る第一位が電気です。
照明や冷蔵庫、暑い日や寒い日はエアコンをつけるために電気が必要になります。
その際、自家発電できる太陽光が役に立ちます。
また、発電できない時間帯や停電時は蓄電池を利用します。
蓄電池であれば、自動で切り替えてくれるので、災害時に切り替える手間がなくなります。
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07
断水対策
雨水貯蓄タンク
台風など、前もって断水になりそうな時は、お風呂に水を溜めることが出来ますが、予測できない地震で断水となった場合は生活用水が不足します。
そこで、日頃から雨どいから流れてきた雨水を、専用のタンクに溜めておくことが必要です。
貯蓄タンクは5万程掛かりますが、補助金で半分賄えることができます。